セルフビルドでお店を作る~基礎編1
いろんなことを作ったり、生み出したりしていく中で、「これをやったら、人生のステージが一つ上がった」みたいなものってありますよね。
たとえば、うちの場合は米作り。日本人の主食である米を一から作ったとき、ステージが一つ上がったきた気がした。
たとえば、金属加工。簡単なものだけだけど、金属を扱うようになったときもそう思ったし、アイスクリーム。おいしいアイスクリームレシピができあがったときも思った。
そういう意味で、セルフビルド、一から建物を作るってのは、たぶんステージが上がるやつだと思う。
基本的には、ぼくらの暮らしはこんなものが必要だ、とか商品開発の一環とかでモノを作り続けている生活をしているわけだけど、ここにきてもう一つお店をするための建物が必要になってきた。
そこで、始めてしまいました。セルフビルド。
まずは、なにもわからない中、地面に杭を打って「ここからここまでがお店」という四角を作るところから始めた。
長い紐を引っ張って、四角の四隅を決めていく。
直角をだすのには、ピタゴラスの定理ってものを利用しました。
3:4:5の長さで作った三角形は直角三角形になるってやつです。
3:4:5の長さのところに短い杭をくくりつけ、地面に刺しながら直角を出していく。
あーだこーだといいながら、まちがったりやりなおしたりして、ようやっと四角ができる。
あとは、ひたすら土木作業。
幅40cmくらいの溝を掘っていく。
つるはしとシャベルでただ黙々と。
掘ったら、この土つき器の登場。
重めの角材に穴を開けて、持ち手になる角材を通したもの。これで、溝を底をひたすらつきます。
前に家の土間をはるときに土をついた時は、ただの重い角材でやったんだけど、この柄をつけるだけですごい効率が上がる。「器」ってつけたくなるくらい便利になる。
そのあとは、砂利を底に敷いて、
またつく。
ではいよいよ、コンクリートを流し込み。 つづく。
ちなみに、これは布基礎というらしい。周囲をくるっと一周の基礎。
全部コンクリートはるやつは、ベタ基礎というらしい。
柱の下にだけちょこっとあるのは独立基礎というらしいです。