道草メモ

衣・食・住・音・祭・場を手作りする道草屋のいろんな知恵とメモ

おうちで塩を作る。

うちは冬は薪ストーブで暖をとっているのですが、ついでに塩炊きもやっています。

 

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塩は知ってのとおり海水からできています。岩塩とかも昔の海のあとですもんね。

海水には塩分がだいたい3%くらい入ってるんですが、4ℓの海水で120g、20ℓので600gくらい塩が作れる計算です。すごい。600gの自然塩って高いよ。

 

世の中には精製塩とか自然塩とか種類もかなりいっぱいありますが、違いは含まれているにがりの量です。

海水3%の塩のなかには、

だいたい80%くらいが塩化ナトリウム(いわゆる塩)

にがり分として、塩化マグネシウム10%、硫酸マグネシウム6%(どちらも苦味をもつ成分)

硫酸カルシウム4%(淡いエグ味)

塩化カリウム1%(酸味)が入ってます。

精製塩はなるべく塩化ナトリウムだけをとりだしたものです。

 

参考はこちら

海水組成

 

自然塩は味がいいとか、体にいいとかありますが、実際のところ諸説あるし、個人差もあって何が正しいのかよくわかりません。

昔はにがりが多いのは雑味があるので下級の塩として思われていたし、今ではおいしいと思っている人もけっこう多い。

ただ、マグネシウム(いわゆるにがりの主成分)は塩の結晶の周りにくっついているので食べたときにまず苦味が来てからいろんな味がくるので塩辛さが感じにくくなるそうです。いわゆる丸く感じるわけです。

 

参考はこちら

塩の情報室

 

そんなこんなでにがりをどの程度、どうやって取り除くかを試行錯誤してきたのが、人間の塩作りの歴史です。

 

まあそんな難しい話は、塩炊き職人や塩会社にお任せして、自分で塩を作って食べましょう。

難しいことを抜きにるれば、塩炊きはすごいシンプルです。

 

 

 

*塩の作り方

海水を汲んできて火にかけて蒸発させていくだけ。

 

これだけ。遠心分離やらなんやらいりません。煮詰まってくる最後の方で焦げ付かないように混ぜておいてあげればいけます。水分がなくなったら布の上にあげて、火の近くで乾くのを待ちましょう。

これで、海水の成分を100%とりこんだ本当の自然塩のできあがり。

(実際には炭酸が鍋の底にこびりつくので微量とりこまれないのですが)

 

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味はうまいです。いろんな海の味を感じられるおいしい塩になります。

薪ストーブじゃなくても、やかんがのせれる灯油ストーブでもできるし、アウトドアで焚き火なんかしてるときにも作れます。

やってみてねー。

 

 

塩おむすび最高。

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