カカオからチョコレートをつくる。
カカオからチョコレートをつくる。
以前グァテマラの大きな湖にある小さな村にいったときに、たまたまチョコレートを作ってるところがあって、じーっと見ていました。
けっこう小さな村だし、とくに工場という雰囲気でもないし、で使ってる道具も簡単な手道具だけで、ちょっとまねして作ることにした。
まずはカカオをぱちぱちとなるまで炒る。
ぱちぱちってなってから3分くらい。このとき早すぎると後で皮がむきにくいし、遅すぎると焦げる。
炒ったら皮がぽろぽろとむく。
こんな感じ。
これをごりごりとする。うちはメキシコから持って帰ってきた道具を使うのだけど、なかったらすり鉢か?フードプロセッサーとかミルサーは、カカオから出てくる油分でもったりとなるから壊れるかもしれない。気温が高かったら、ねっとりするし、低かったらわりとばさっとしてる。
ここまできたら、あとは砂糖とバターとかココナツオイルなんかの油分を足して、少し火にかけながら練る。熱々のうちに丸めるなり、バットに流しいれるなりして冷やして完成。
手でやるとやっぱり完全には、粉末にならなくてちょっとざくっとした舌触りになる。
味は今まで食べてきた市販のチョコよりなんかもうカカオがすごい。初めて食べたときカカオってこういう味だったんだと思った。
メキシコ料理やフランス料理にカカオを使ったソースがあるけれど、カカオのソースを肉にかけるってどうよって最初は思ったけれど、カカオの味を知ったとき「あ、これは確かにソースにもなるわ」って思った。
うちではこれをベースにガトーショコラを作ります。おいしいよ。